barberとhip-hopの関係

2025.06.23

こんにちは!サトウです!!

今回は、barberとhip-hopという音楽ジャンルの密接な関係について書かせていただけたらなと思います。

皆さんはこのブログを見て頂いている方ならbarberには一度は行ったことがある人が大半だと思いますそんなとき店にかかっている音楽に一度は耳を傾けたことがあるんではないでしょうか?

余りhip-hopを聞かない人でも髪を切ってるときに聞いたという曲も多いと思います。

 ただおしゃれでhip-hopを流しているわけではございません、BARBERとhip-hopには先代たちの意味と思いが詰まっているのです。

なぜそう言えるかその理由をいまから5つに分けて紹介します

1. BARBERはコミュニティのハブだった

特にアフリカ系アメリカ人のコミュニティにおいて、バーバーショップは「男たちが集まる社交の場」として重要な役割を果たしてきました。
ここでは、音楽・政治・人生のことまで語り合われ、ヒップホップ文化の土壌が育った場所でもあります。


2. スタイルと自己表現

ヒップホップは自己表現の文化。バーバーショップは、ヘアスタイルという形での自己表現を提供する場所でした。

  • フェードカット、ラインアップ、コーンロウ、ドレッドロックなどはヒップホップ・アーティストのアイコン的ヘアスタイル。

  • アーティストたちは髪型で個性を主張し、それを広める手段としてバーバーを使ってきました。


3. ラップの歌詞やビデオにも登場

多くのラップ曲やMV(ミュージック・ビデオ)でバーバーショップが舞台になります。

  • Nas、Kendrick Lamar、Jay-Zなどは、歌詞や映像にバーバーショップを登場させ、リアルな日常やルーツを表現

  • DrakeのMV「Nice for What」や、Kendrickの「DNA.」などにもその文化が見られます。


4. ファッションやブランドとの連携

最近では、バーバー文化がヒップホップファッションやストリートブランドとも連携しています。

  • 理容師自身がインフルエンサーとしてヒップホップアーティストのスタイリングを担当。

  • Supreme、Nike、Travis Scottなどのコラボで、バーバー風のスタジオや内装を再現したプロモも登場。


5. ドキュメンタリーや映画でも描写

「Barbershop」(アイス・キューブ主演)など、バーバーを中心としたストーリーがヒップホップ文化を描写。現実とフィクションの両面で、バーバーはストリートのリアルを象徴する場所として機能しています。


 

BARBERとヒップホップは、

  • スタイル(見た目の自己表現)、

  • カルチャー(コミュニティや会話)、

  • リアルな日常の象徴

という点で深く結びついています。バーバーは、ヒップホップにとってただの髪を切る場所ではなく、カルチャーを育て、発信する拠点なんです。

その文化が今も根強く残っているからこそ男としての渋さ、カッコ良さなどが詰まった雰囲気がある店づくりができるのだと思います。

 

 

 お次にそんな文化を代表して背負ってきた人達を紹介します

 

1. Nas(ナズ)

  • バーバー文化の象徴的存在。

  • 曲「Cops Shot the Kid」や「Get Down」などで、バーバーでの会話や日常が描かれる。

  • 自身の育ったニューヨーク・クイーンズブリッジのバーバーショップが、地域のハブとして機能していた。


2. Jay-Z(ジェイ・Z)

  • 「I’m not a businessman, I’m a business, man」という名言でも知られるJay-Zは、NYのハーレムやブルックリンのバーバー文化に根ざしたスタイルを大切にしてきた。

  • 若い頃はフェードカット+ラインアップの“バーバーアイコン”だった。


3. Kendrick Lamar(ケンドリック・ラマー)

  • 「DNA.」や「ELEMENT.」のMVにおいて、バーバーショップが重要なシーンとして登場。

  • Comptonの黒人文化とバーバーショップのつながりを詩的に描写。

  • 「HUMBLE.」では、ビジュアル的にも“リアル”なストリート感をバーバーを通して表現。


4. Drake(ドレイク)

  • 常に完璧なラインアップ(髪の生え際の整え)で知られる。

  • バーバーとの関係性が強く、専属理容師が常に同行することで有名。

  • 「Nice for What」や「Laugh Now Cry Later」のMVでバーバー文化を含むライフスタイルを表現。


5. Travis Scott(トラヴィス・スコット)

  • 髪型(ブレイズやツイストスタイル)がアイコン化。

  • 理容師との密なコラボで独自のヘアスタイルを進化させ、ファンの間でも模倣されている。

  • ストリートカルチャー×ハイブランド(例:Dior、Nike)でもバーバーの視覚要素が含まれることがある。


6. 50 Cent(フィフティ・セント)

  • 「Barbershop Talk」的な内容のインタビューやショートコンテンツを多数発信。

  • フェードカット+ヒゲラインの“NYバーバースタイル”の代表格。

 

 

このようにヒップホップ界を代表する人たちがBARBERとhiphopを密接に成長させ続けています。

そんな魅力的な面もあるBARBERに来たときはぜひ音楽にも耳を傾けてみて下さい!

 

 

 

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