サインポールって何なんだ?

2025.06.24

こんにちは!

トミヤマです!

 

本日は、床屋さん(barber)によくある「サインポール」について調べてみましたので、ご紹介させていただきます。

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サインポールとは何か?

サインポールとは、主に理髪店(床屋)の店舗前に設置される、赤・白・青の螺旋模様が特徴的な看板です。筒状の柱が回転しながら模様を動かすことで、目を引く視覚効果を生み出します。日本では「くるくる回る床屋のポール」として広く認知され、理容室の象徴的な存在として親しまれています。

このサインポールは単なる装飾ではなく、長い歴史と深い意味を持つシンボルでもあります。その起源は中世ヨーロッパにまでさかのぼります。

 


起源と歴史的背景

サインポールのルーツは、中世のヨーロッパにおける「理髪外科医(バーバー・サージャン)」にあります。当時の理髪師は髪を切るだけでなく、歯を抜いたり、軽い外科手術を施すなど、医療行為を担っていました。特に「瀉血(しゃけつ)」と呼ばれる治療法では、体内の悪い血を抜くことで病気を治すと信じられており、理髪師がその役割を担っていたのです。

この治療で使われていたのが、赤く染まった包帯やガーゼであり、これが赤と白の縞模様の由来になったとされています。治療中に患者が握るための棒(ポール)に、使用済みの包帯を巻きつけて干していた様子が、現在のサインポールの原型といわれています。

アメリカでは後に青色が追加され、赤・白・青の三色となりました。これには諸説あり、「青は静脈の色を表す」「アメリカ国旗を連想させる」などの説があります。

 


日本におけるサインポール

日本にサインポールが導入されたのは明治時代以降、西洋文化の流入と共に理容制度が整備された時期です。日本の理容室ではこのサインポールが「床屋」の象徴となり、昭和以降に急速に普及しました。現在では、美容室との差別化にもなっており、多くの地域で「理容所」として保健所の許可を得た店舗でしか設置が認められていません。

このように、サインポールは単なる看板ではなく、国家資格を持つ理容師が常駐している店であることを示す信頼と技術の証でもあります。

 


デザインと構造

サインポールの特徴的な回転する縞模様は、視覚的にとても印象的です。実際には、内部の筒に印刷された斜めのストライプ模様がモーターで回転しており、外から見ると「模様が上から下へ流れているように見える錯視」が生まれます。この動きは、遠くからでも人の目を引きつけるよう工夫されており、広告媒体としての効果も高いとされています。

また、夜間には内部の照明が点灯することで、暗い道でも店の存在を明示する役割を果たします。近年ではLED化された省エネタイプや、音楽付きのモデルも登場しています。

 


現代における意義と存在感

近年、理容室と美容室の境界は徐々に曖昧になりつつあります。男女問わず利用できる店舗や、カット&カラーを提供するサロン形式の店も増えています。しかし、その中にあってもサインポールは変わらぬ存在感を放ち、「昔ながらの床屋」「確かな技術」「安心して任せられる店」というイメージを根強く残しています。

また、レトロなデザインの魅力から、インテリアや店舗デザインの一部として取り入れられることも増え、ポップカルチャーやファッションのアイコンとしても再評価されています。

 


結びに

サインポールは、単なる看板ではなく、理髪文化や医療史の一端を担うシンボルです。その独特の形と回転する縞模様には、歴史、職人の誇り、そしてサービスへの信頼が込められています。現代においてもなお、その役割と魅力は色褪せることなく、私たちに安心感と懐かしさを与え続けています。

 

↑当店のサインポール

 

というように、barberで働いている自分も知らないことが多くありました。。。(笑)

これをきっかけにもっとbarberについてもっと調べてみようと思いました!

 

私たちはこれからも皆様が常にベストでCOOLな状態を

キープできるサービスを提供し

皆様に必要とされるBARBER SHOP

を目指して行きます。

 

 

FRANK’S BARBER LIBERALD 横浜』

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CeeU Yokohama 9

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営業時間

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